スタッフ紹介

2010年 | 麻布大学 獣医学部 獣医学科 卒業 |
---|---|
同年 | 千葉県の動物病院 入社 |
2011年 | 埼玉県の動物病院 入社 |
2015年 | 岡山県の動物病院 入社 |
2016年 | 山口大学附属動物医療センター(山口県) |
2017年 | 山陽動物医療センター 入社 |
- 入社年
- 2017年
- 出身地
- 東京都
- 所属学会
- 日本獣医師会
- 興味のある分野
- 眼科、腫瘍科
- 好きな動物または飼っている動物
- ネコ(「かわまた」6歳♀)
インタビュー

山陽動物医療センターを就職先として選んだ理由をお聞かせ下さい。
家庭の都合で引っ越してきた際、岡山県内で長期勤務が可能な動物病院を探していました。山陽動物医療センターのことは以前から学会などで知っていましたが、ホームページなどを確認すると勤務医が複数いて、新卒だけでなく中途採用の獣医師もいることを知り、興味を持ちました。
さらに、院長だけでなく勤務医にも得意分野をもたせて病院の総合力を高めているので、入社後も成長していける場所なのではないかと考えました。
実際に見学してみると、スタッフの雰囲気や診察の様子も自分に合っているように感じられました。最終的には、院長とのメールのやりとりで「尊敬できる人だ」と感じたことが決め手になりました。

現在の仕事内容について教えて下さい。
小動物診療と診療補助、臨床検査や手術を担当しています。

先輩との連携や人間関係、職場の雰囲気はどうですか?
院長と獣医師、動物看護師、パートさんなどもいて人数は多くにぎやか、かつアットホームな雰囲気です。特に昼食はみんなでテーブルを囲んで取るので、本当に家族のような感じです。
仕事の面でいうと、今までの職場とは違うやり方も当然ありますが、指導担当の先輩をはじめとした周囲の方々にとても助けられています。

山陽動物医療センターの研修・教育内容について、どんなところに魅力を感じますか?
院長は血液疾患・腫瘍疾患の権威であり、その診療が間近で見られるだけでも貴重なことです。
また、日々の診療ではカンファレンスを行って互いの診察を確認したり、アドバイスを貰ったりすることができ、若手の獣医師だけでなく自分にとっても非常に勉強になっています。

休日の過ごし方を教えて下さい。
平日にはできない家の用事をすませたり、妻と近場に出かけたりしています。

どんな獣医師を目指していますか?今後の目標をお聞かせ下さい。
家庭を大事にしつつ、仕事では眼科診療に力を入れたいと思っています。
ある日のスケジュール
08:00 出勤・診察補助〜入院管理
この日は院長が急患を診察していたため、出勤後すぐ診察の補助をしました。
その後、入院患者の飲水・食事・排泄状況を確認し、体重・体温・聴診などの一般身体検査をします。症例に応じて血液検査や画像検査も行い、朝の投薬を行います。
08:45 朝のミーティング
入院患者の状態や朝の検査結果を共有し、昼のオペ・検査の分担の確認をします。

09:00 午前の診察開始
犬、猫を中心にワクチン接種などの予防管理や自宅での食事やしつけなどの生活指導、爪切り・耳掃除などのお手入れから、痙攣発作や呼吸困難、重度の貧血などの緊急症例まで、さまざまな患者さんに対応します。
また診察補助として、動物の保定や血液検査・糞便・尿検査、レントゲンや超音波などの画像検査、注射薬・内服薬の用意なども並行して行います。
専門ではありませんが、ハムスターやうさぎ、小鳥などの小動物の診察も行います。

12:30 診察終了〜手術準備
手術器具や麻酔器などオペ室のセッティング、麻酔薬などの準備を行います。
13:00 昼休憩・食事
基本的に全員で食事をとります。
栄養バランスのとれたお弁当は、食生活が乱れがちな自分にとってはありがたいですね。

13:30 手術・検査
基本的には避妊去勢手術が多いですが、膀胱結石や消化管内異物、脾臓摘出などの軟部外科、消化管内視鏡、歯科処置、整形外科手術などを行います。また、血液疾患が多いため骨髄検査を実施することも多いです。
また、この日は健康診断のオプションとなるCT検査もこの時間に行いました。
15:00 午後の診察
午前中と同様、診察および診察補助です。また、診察と並行して、各々が担当する入院患者の身体検査・投薬を行います。

20:00 掃除〜ミーティング
当日に来院した症例の検査や処置内容を、全員で共有・検討します。他の獣医師からの指摘はとても参考になり、また悩んでいる症例を相談して次の診察へ活かせるので、個人的には大変貴重な成長の場であり、レベルアップにつながっています。

21:00 帰宅