先輩紹介

やすかわ動物クリニック 院長(京都府)
安川 邦美Kuniyoshi Yasukawa
2003年 山陽動物医療センター 入社
2017年 山陽動物医療センター 退社
同年 やすかわ動物クリニック 開業
専門分野
皮膚科、耳科、血液科、腫瘍科
好きな動物または飼っている動物
動物全般(動物それぞれ好きなところが違うので)

インタビュー

山陽動物医療センターを勤務先として選んだ理由を教えて下さい。

下田院長が1番多く診察をされていて直接指導もして下さり、また動物臨床医学研究所合同カンファレンスやその他学会に積極的に参加できるとのことで、研修医としてしっかり学べそうな環境だと感じたからです。

在籍当時の山陽動物医療センターの雰囲気はどうでしたか?

私が山陽動物医療センターに在籍した14年4ヵ月の間に下田院長を含め25名の獣医師の先生方と一緒に診療を行わせて頂きましたが、それぞれの先生方の得意分野の色々な事を学ばせて頂き、また獣医師同士すごく仲が良かったのでお互い相談もしやすく働きやすい環境でした。

在籍当時、プライベートはどのように過ごしていましたか?

趣味の備前焼を鑑賞に行ったり、実際にろくろを回して備前焼を作りに行ったりしていました。
当時の同僚獣医師と一緒に備前焼を作りに行ったこともあります。

獣医師として大事なことや、院長としての立場でこだわっていることについてお聞かせ下さい。

病気の治療を行う際には必ず「診断」を行う必要があると思っております。「診断」が違うと「治療」も大きく変わってしまいます。無駄な治療を行わないためにも的確な「診断」を心がけて診療を行っております。

また、ひとつの病気でも治療法はひとつとは限りません。動物たちやそのご家族のご希望に添える治療法を一緒に見つけ、納得して頂ける丁寧な説明を行うように心がけています。

応募を検討中の皆さんへメッセージ

研修医時代から無駄な時間は1秒たりともありません。将来開業を考えているなら、目標を持ってそこに辿り着くために必要なことは何か、将来設計を考えて下さい。

目標が決まればあとはそこに向かって自分なりに努力して下さい。何も考えずに只々研修医時代を過ごすのとは大きな違いができると思います。

最も「成長できた」出来事

【入社10年目】獣医皮膚科学会認定医を取得

下田院長先生から一般診療を学んだあとは何か専門分野を持つようにと指導して頂き、10年目に中四国地方で初の獣医皮膚科学会認定医を取得し、他院の先生方からも皮膚疾患の患者様を御紹介頂けるようになりました。